世界思想9月号を刊行しました。今号の特集は「政治決戦 2021」。
ここでは特集記事の一部 「アフターコロナと危機管理」についてご紹介します。
4度目の「緊急事態宣言」で、国民の「自粛疲れ」も指摘される。自民党のコロナ対応が迷走していることは確かだが、これは単に一政権の問題というよりも、これまでの日本の構造的課題に起因するところが大きい。
マスコミによる表層的な政権批判に流されることなく、今後の日本の「国のかたち」を見据えて投票行動に臨むことが重要だ。
憲法に緊急事態条項を
国家緊急時は、世界的感染症ばかりではない。政府の迅速で強力な対応を可能とするため、憲法に緊急事態条項を盛り込むべきだ。