安倍晋三元首相の痛ましい事件が発生して以降、事件が社会に与えた影響の大きさと、容疑者の犯行動機に係る部分が、弊連合の友好団体の主催行事に安倍元首相が寄せたビデオメッセージにあるとの報道や、弊団体(FWP)と安倍元首相との関係についての報道がなされたことに鑑み、世界平和連合ではこれまで、メディア各社からのお問い合わせに対し、できるだけ誠意をもってお答えさせていただきました。

その一方で、昨今の一部メディアからのご質問の中には、事件解決の本質とはかけ離れた、弊団体の活動全体に対する誤解や疑念を生じさせるものであったり、友好団体である宗教法人の活動と一体であるとの前提に立って追及を企図したものが散見されるようになりました。

事件発生から3週間が経過し、弊団体としては、これ以上、憶測や情報の一部を切り取る形で報道がエスカレートすることは事件の全容解明の妨げになるだけでなく、社会に分断や憎悪をあおることになる危険性があるものと危惧いたしております。

国民の多くが元首相の逝去を悼みつつ、捜査の進展とともに再び社会に平穏な日常が戻ることを願うなか、弊団体としてもいま一度、報道機関・メディアの皆様には、冷静かつ公正、正確、客観的な報道をお願いしたいと思います。

以上の趣旨から、今後のお問い合わせにつきましては、その都度、内容を検討の上、場合によっては回答を控える、もしくはお断りさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

2022(令和4)年8月3日
世界平和連合(FWP)

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