中国・武漢発の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的蔓延)の影響は、もはや近年のコロナウイルス、SARS(重症呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)を遥かに超えるケタ違いの被害をもたらし現在も進行中である。

 

 感染拡大を封じ込めるにはどうすべきか。その一つの教訓を示す歴史的事例を引用し、さらに防大校長時代に新型インフルエンザに罹患した防大生を隔離した防大校長時代のエピソードを披露したのが、2月25日のBSフジ「プライムニュース」に出演した元防衛大学校長の五百旗頭真・兵庫県立大理事長だった。

 

 その歴史的事例とは、英国・中部地方の「ペストの村」として知られるイーム村での出来事だった(ブログ「Peak and Pottery Tours」など参照)。17世紀の英国は、ピューリタン革命と名誉革命という2つの市民革命が起こった激動の時期で、1665~66年に首都ロンドンを中心に「黒死病」と呼ばれたペストのパンデミックが起こった。

 

感染を専門に治療する「ペスト医」 の服装。クチバシ状マスクの先に香辛料を入れ「防護」したという。

 

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